離婚を切り出す前に準備すべき3つのこと

「離婚の決意は固まったけど、何から始めればよいか分からない・・・。」

「離婚を有利に進めるために万全の準備をしたい。」

「すぐに別居をしてしまってよいのか分からない・・・。」

 

離婚の決意は固まったものの何から始めればよいか分からない方が多くいらっしゃいます。

ここでは、離婚を切り出す前に準備すべきこととして大事な3つの点を説明したいと思います。

 

1.離婚後の生活設計を立てること

離婚した後は自立して生活をしていなかければならないため、住む場所当面の生活費などを確保できるか事前に検討しなければなりません。

特に専業主婦の方は離婚によって夫からの経済的な援助がなくなりますので、実家に支援をお願いしたり、事前に働き口を探すことが必要になる場合もあります。

また、離婚後にシングルマザーになった場合などには、児童手当や児童扶養手当、児童育成手当、住宅手当等の公的な支援金の支給を受けられることもありますので、離婚後に居住する予定となっている市町村などに事前に問い合わせた方がよいと思います。

 

2.慰謝料請求の証拠や財産分与の資料を集めること

離婚の話し合いで相手に慰謝料を請求することを検討している場合には、相手が事実を認めないという事態に備えて、事前に証拠を集める必要があります。

例えば、不倫(不貞)を理由に慰謝料請求することを検討している場合には、探偵に依頼してラブホテルに出入りしている場面の写真を撮ってもらったり、肉体関係があることが分かるメールやLINEを写真で撮っておくことなどが考えられます。

また、DVを理由に慰謝料請求することを検討している場合には、怪我の診断書怪我した部分を撮影した写真暴力の様子が分かる音声・動画日記などを用意しておくことが考えられます。

また、財産分与を行う際に相手が財産を隠してしまうリスクに備えて、特に相手名義の財産を事前に把握しておく必要があります。

具体的には、預金通帳のコピー(金融機関名・支店名は必須)株式を保有している場合には証券口座の明細のコピー加入している生命保険に関する資料のコピー相手の給与明細・源泉徴収票のコピーなどを作成しておくとよいでしょう。

これらの証拠・資料は離婚を切り出した後には入手できなくなる可能性がありますので、事前に収集しておくことが大切です。

 

3.別居したうえで離婚の話し合いを進めるか決めること

離婚を切り出した際、相手がすんなり離婚に応じ、親権や財産分与などの離婚条件について特に揉めないことが予想されるような場合には、別居せずに離婚を切り出してもよいと思います。

ただ、仮に相手が離婚に応じない場合や親権や財産分与などの離婚条件について揉めるような場合には、揉めながら同居を続けるのは精神的に負担ですし、同居のままであれば余計に話し合いがこじれてしまう可能性もありますので、別居をしたうえで離婚の話し合いを進めることが良いケースも多いです。

ただ、別居して離婚の話し合いを進める場合、別居先をどこにするか別居後の生活費をどうするかお子さんを連れて行くか別居することを相手に告げるか別居先の住所を相手に教えるか引越しのタイミングをどうするかなど検討しなければならないことが多く存在します。

 

当事務所では、できる限り早いタイミングで弁護士に依頼することをお勧めしているため、離婚を切り出す前のタイミングでご依頼をいただくことも多いです。

早期かつ有利に離婚を成立させたい場合には、早めの準備が鍵になりますので、早めの段階でご相談いただければと思います。



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